近年レンタルスペースが増加傾向なのは知っていますか？
一般社団法人シェアリングエコノミー協会によると2020年度は3249億円の市場規模が見込まれます。
これが2030年になると2兆3500億円までに市場規模が膨れ上がると予想され、今後私たちの生活を大きく変える産業となります。
そんなレンタルスペースですが実際に利用された方は少なく「名前は聞いたことあるけどどんなサービスなの？」「よくわからないから利用したくない」と思う人も少なくありません。
しかしレンタルスペースは非常に有用なサービスのため、使いこなさないのは非常に損。今回はレンタルスペースの概要と5つのメリットを紹介していきます。
●こんな人に読んでほしい記事です
・レンタルスペースについて詳しく知りたい
・レンタルスペースのメリットを知りたい
レンタルスペースとは？
レンタルスペースとは時間貸しの多目的室の事を指します。レンタルスペースと一言で言っても形態はさまざまです。
例えばビジネスシーンで使える「会議室」やダンスが行える「スタジオ」など多種多様なレンタルスペースが存在します。
自分の使いたい時間や目的に合わせて、低価格で場所を貸してくれるのがレンタルスペースの特徴といえるでしょう。
レンタルスペース5つのメリット
レンタルスペースのメリットは以下の5つがあげられます。
1．シーンに合わせて場所を借りれる
2．費用が安い
3．簡単に借りれられる
4．空きスペースを有効活用できる
5．副業として簡単にはじめられる
一つずつ解説していきます。
1．シーンに合わせて場所を借りれる
上述した通りレンタルスペースは多種多様な形態があります。
代表的な業態は以下の通りです。
- 貸し会議室
- ダンススタジオ
- おしゃれな部屋
- キッチンレンタル
- 宿泊施設
詳しく解説をしていきます。
貸し会議室
ビジネスシーンに使える会議室です。近年はコロナの影響で事務所を売却した企業も少なくありません。
事務所がなくなったことで、対面での会議をする場所がない人には重宝するのが貸し会議室です。
時間帯で借りれられるため、必要な時間だけレンタルするので、費用が抑えられます。
また多くのレンタルスペースは駅近で交通のアクセスが良く、部屋のサイズも選べる事が可能です。
セミナーや講習でも利用でき、貸し会議室はビジネスシーンで大活躍するレンタルスペースです。
ダンススタジオ
部屋全体を鏡張りにしてダンススタジオとして貸し出すパターンです。
ダンススタジオを経営する側からすると、24時時間賃料が発生する事務所ではなく、利用者がいる時間帯だけ借りる方ほうが費用を抑えられます。
貸し会議室に比べると音が出るため、レンタルスペースとしての数は少ないですが、都内を中心に数多く展開されています。
パーティ部屋
広めの部屋を借りて友達とパーティをする部屋として活用されます。
パーティ部屋は部屋が広く、ゲームやみんなで盛り上がれるグッズが置いてあり、若者はもちろんママ友の集まりや飲み会等で使用されるシーンが多いのが特徴。
またインスタ映えするおしゃれな部屋が多く、若者を中心に人気を高めています。
キッチンレンタル
大人数で料理ができるキッチンレンタル。最近はお料理YouTuberも利用しているため、ニーズが高まってきています。
「一緒に料理をしたい！でも家だと狭いし家電もそろってない…」そのような経験はありませんか？
レンタルキッチンを活用すればみんなで楽しく料理ができますよ。
宿泊施設
レンタルスペースを宿泊施設として貸し出しているパターンです。
よくあるのが1部屋ではなく一軒家を貸し出すケース。
大人数で泊まったり、プライベートな空間で少したい人には
ピッタリのレンタルスペースといえるでしょう。
2．費用が安い
レンタルスペースは費用が安いのが特徴です。例えば事業ビルの中に入っている会議室を1時間借りると数千円～かかりますが、レンタルスペースの場合、数百円から借りれられるケースも珍しくありません。
これはレンタルスペースがマンションの1室や既に使われていない空き部屋を利用しているからです。
通常の事業ビルと違い家賃が安く、外見が普通のマンションのため利用し肉でメリットがある分、料金が低くなっています。
内装は事前に確認できるので、外観さえ気にしなければ費用を抑えてレンタルスペースを活用できますよ。
3．簡単に借りれられる
レンタルスペースは複雑な手続きが一切必要なく、インターネット上からすべてやり取りできるケースがほとんどです。
鍵の受け渡しもレンタルスペースによっては、ポストに入っていたり、電子カギで開錠を行い、予約から終了まで一切人に合わない方法も珍しくありません。
古い体質の市民会議室の場合、現地に赴き紙ベースで予約が必要な場所もあります。
レンタルスペースは24時間受け付けており、急な用事が入っても対応できるのがメリット。
1度行えばだれでも簡単にレンタルスペースの借り方がわかるので、1度試してみてはいかがでしょうか？
4．空きスペースを有効活用できる
後期高齢化社会が進み、日本は空き部屋問題に直面しています。
2018年には全国で848万戸の空き家が存在し、総住宅数に占める割合は13.6％、つまり国内の住宅の7～8軒に1軒が空き家の状態になっています。
この流れは今度加速をしていき、日本は空き部屋だらけになってしまいます。
レンタルスペースはこの空き部屋を有効活用できるビジネスとして注目を集めています。
政府の後押しが発生する可能性も高く、今後さらに伸びていく産業と予想されています。
もし自分の周りに空き部屋を持っている人がいれば、そのままにしておくのは非常にもったいないので、レンタルスペースにして有効活用してみてはいかがでしょうか？
5．副業として簡単にはじめられる
レンタルスペースは時間がないサラリーマンでも、副業として
手軽にはじめられると注目を集めています。
詳しくは以下のリンクをご覧ください。
レンタルスペースを使いこなそう
レンタルスペースは、老若男女問わず様々なシーンで使用できる便利なサービスです。
自分の生活を豊かにするためにもレンタルスペースを有効活用していきましょう。