仮想通貨ビットコインは、2021年11月に760万円の高値を付けて話題になった。
ビットコインの手数料についてよく知らない、どこの取引所が手数料が安いのか知りたい人もいませんか?
今回は、手数料が安いビットコイン・仮想通貨取引所について詳しく解説していきます。
仮想通貨で掛かる手数料とは

仮想通貨取引に関する主な手数料は、「取引手数料」「入出金手数料」「送金手数料」となっています。
1つ目の取引手数料とは、通貨を取引する際にかかる手数料のことです。この手数料は、1つの通貨を売買するたびに必要となり、多くの取引所では0.01%~0.15%のレートで徴収されています。
2つ目の手数料は入出金手数料で、口座に法定通貨を預けたり引き出したりする際にかかる手数料です。この手数料は平均して300円から500円程度である。
3つ目の送金手数料は、取引所間や口座・ウォレット間で仮想通貨を送金する際にかかる手数料です。この手数料の金額は、金利や定額制など会社によって異なりますが、だいたい1,000~2,000円程度です。
手数料で取引所を選ぶポイント

取引所によって設定されている手数料は大きく異なる場合があります。
一度だけの手数料は大したことがないように思えても、長い期間で見ると、利用する取引所によっては数万円以上の大きな差になります。
手数料が安い取引所では、無料で利用できるサービスもあるので、手数料を節約したい人はぜひチェックしてみてください。
取引手数料
多くのトレーダーは、取引手数料が安い取引所を選びます。なぜなら、取引手数料は仮想通貨に関連する最も高額な手数料となり得るからです。
取引数が多く、流動性の高い取引所は、取引手数料が無料または低額であることが多い。
例えば、取引数が最も多いbitFlyerは、ビットコインの取引手数料を無料にしています。
また、通貨ごとに取引手数料の金額を設定している業者も多いので、取引したい通貨の取引手数料を確認し、自分に合った業者を選ぶことをおすすめします。
注意点として、取引手数料が無料であっても、それを補うためにスプレッドが広い取引所もあるので、注意が必要です。
入出金手数料
入出金手数料は、入金額や出金額によって異なり、一律に設定されている場合もあります。銀行と提携しているため、手数料がかからない取引所もあります。
また、入出金の処理に時間がかからない取引所もあれば、24時間365日利用可能な取引所もあります。
そのため、高額な入出金手数料を避けたい場合は、銀行と提携している取引所を探すとよいでしょう。
送金手数料
仮想通貨の送金は、基本的に銀行口座への入出金よりも速く処理されるため、非常に便利なシステムです。
しかし、手数料が高く設定されていることが多く、通貨の市場価格によって価格が変動します。
DMMbitcoinのように、送金手数料を00円以上に設定している取引所もあります。
自分で送金手数料を設定する場合、高い手数料を設定することで、有線で定期的に送金手続きを行ってもらえるので、緊急時にはおすすめです。
逆に手数料を低く設定しても、長期間送金手続きができなくなることはないので、そこまで重視する必要はありません。
おすすめの仮想通貨取引所

手数料が安い取引所をまとめました。手数料など各取引所の特徴を比較しながら、自分に合った取引所を探してみてください。
1 DMM Bitcoin

DMM Bitcoinは、取引手数料、入出金手数料、振込手数料が無料なので、できるだけ手数料をかけずに取引したい方におすすめです。
また、レバレッジ取引が可能な通貨は20種類で、他の通貨と合わせると28種類もの通貨を取引することが可能です。
出金に時間がかかるなどのデメリットはありますが、取引所の規模も大きく人気もあるため、特にこだわりがない方にはDMM Bitcoinをおすすめします。
2 Coincheck

Coincheckは、ビットコインの取引手数料がゼロであるため、ビットコインを取引したい方に最適です。Coincheckは全ての通貨を500円から取引することができるため、少額から始めることが可能です。
また、Coincheckのアプリケーションは使いやすく、初心者でも簡単に取引することができます。
そのため、ビットコインだけを取引する予定の方や、少額資金で仮想通貨取引を体験したい方にCoincheckは向いています。
3 GMOコイン

GMOコインは、証券やFXでも有名なGMOグループが提供する取引所です。そのため、取引環境や入出金サポートに高い評価を得ています。
GMOコインの最大の特徴は、仮想通貨を自動的に積み立てることができる点で、長期的に通貨を保有したい方や、取引する時間がない方にもおすすめです。
その他にも、近年導入されたステーキング機能により、仮想通貨を長期間保有するだけで利益を得られる可能性があるなど、GMOコインならではのメリットがあります。
4 bitFlyer

bitFlyerは、ビットコイン取引量6年連続1位、多くの大手企業が出資していることから、有名で信頼できる取引所です。
bitFlyerは取引手数料が無料で、住信SBIネット銀行からの日本円入金も手数料無料なので、手数料負担なく取引が可能です。
また、14通貨のレバレッジ取引が可能で、bitFlyer LightningではビットコインのFX取引も可能であり、取引の幅が広い取引所と言えます。
出金手数料は最大770円と比較的高めですが、三井住友銀行への出金であれば220円と安く、三井住友銀行ユーザーにはおすすめです。
5 SBI VCトレード

SBI VCトレードはSBIグループの取引所なので、住信SBIネット銀行を利用すれば日本円での入出金が無料になります。
また、取引手数料も無料なので、余計なコストをかけずに全資金を取引に充てられます。
ただし、SBI VCトレードは取り扱い銘柄が少ないというデメリットがあります。それでも、自分で取引したい銘柄があるのであれば、取引スプレッドが低いSBI VC Tradeはおすすめです。
まとめ
今回は、仮想通貨にかかる手数料について解説します。仮想通貨に必要な主な手数料は、「取引手数料」「入出金手数料」「送金手数料」です。
ビットコインの取引所では、通常、取引手数料はかかりません。
取引手数料が安い取引所としては、SBI VC TradeやDMM Bitcoinなどがあります。DMM Bitcoinも入出金手数料や送金手数料はかかりません。
取引所を選ぶ際には、手数料のことも考えて、自分に合った取引所を探すようにしましょう。