都心を中心にマンションが増加をしており今後さらにこの動きは加速していくといわれています。
マンションと一言で言ってもたくさんの種類があります。
一人用のマンション、ファミリー向けのマンション、高層マンションなどさまざまなニーズに合わせてマンションは進化を続けています。
マンションには管理人or管理会社が存在しています。何か困ったことやトラブルがあった時はそこに連絡をすることが多いかと思います。
マンションの管理人は資格がなくてもできますが、国家資格である「マンション管理士」を取得するとさまざまなメリットが発生します。
マンションの増加に伴い、マンション管理士の需要が高まってきており注目を集めている資格といっていいでしょう。
今回はマンション管理士の資格についてお伝えしていきます。
●こんな人に読んでほしい記事です
・マンション管理士とは?
・マンション管理士は副業に役立てるの?
マンション管理士とは?
マンション管理士とは、マンションの維持・管理に関する助言を行ったり、マンションに関する法律やルール運営、管理組合の運営や建物に関する技術的な助言を行うなど、マンションを専門としている「コンサルティング」業務を行っている専門家といえるでしょう。
こういった事は、独占業務ではなく誰でも行えますが、マンション管理士を取得することでより深いところで、マンションの運営・管理を行うことができます。
マンション管理士のメリットは?
マンション管理士の資格を取得すると以下のメリットを得ることができます。
- マンションに関する知識が高まり、住人の評価が上がる
- 給料が上がる
- 独立開業が可能となる
- 就職が有利になる
一つずつ解説していきます。
1.マンションに関する知識が高まり、住人の評価が上がる
マンション管理士の資格はマンションに関する知識を得ることが出来る資格です。
マンション組合の運営を管理・専門的な知識でのアドバイス、管理規約の作成や更新を行うことができます。
特に近年では「防災」について住人の方も関心が集まっています。マンション管理士ではそういった専門的な知識を学ぶことができるので住人に頼られる管理人になれるかと思います。
2.給料が上がる
マンション管理会社に就職した場合、基本給や資格手当がもらえるところが非常に多く自分の給料を上げることができます。
またマンション管理士は国家資格であるため、一般企業でも資格手当や一時金が出る企業が多く存在します。
副業にも使えサラリーマンとしても給料が上がりやすいマンション管理士の資格は非常に有用な資格といってもいいでしょう。
3.独立開業が可能となる
マンション管理士は副業として役立てることもできますし、独立開業もできます。
独立開業をする際は、マンション管理士と関連性がある、管理業務主任者を取得しておくと業務の幅が広がります。
マンション管理者ご年配の方でも独立開業をするのが珍しくない業種です。そのため年齢を重ねてもチャンスがたくさんある有用な資格といえるでしょう。
4.就職が有利になる
マンション管理士の有資格者が就職するのは「マンション管理会社」です。
難易度が高い資格のため、持っているだけで管理会社に重宝されるため、就職がしやすくなります。
マンション管理会社に就職をしたい方にはぜひ取得したい資格といえるでしょう。
勉強方法は?
マンション管理士は合格率が約8%と非常に難易度が高い資格です。独学は「不可能ではないが非常に難しい」資格と認識をしておきましょう。
法律の知識が豊富な人は独学で勉強を行い、初心者の方はスクールや通信講座で学ぶことをおすすめします。
試験形式は全50問、4肢択一のマークシート方式で行われます。合格までの勉強時間は500時間程度かかるといわれています。
500時間というのは1日3時間勉強すると仮定して約半年かかる計算です。社会人にとって1日3時間勉強時間を確保するのは非常に困難です。
そのため、スマホで学べる通信講座を受講することをおすすめします。
スマホを使えばいつでもどこでも勉強をすることができます。例えば通勤時間やお昼の休憩時間、ちょっとしたスキマ時間でも効率的に勉強ができます。
こういったスキマ時間を使うことで、社会人にとって捻出するのが大変な勉強時間を確保することができます。
効率的に勉強を行っていき合格を目指しましょう。
独立開業もできるマンション管理士に合格しよう
マンション管理士は合格難易度が低く難関資格ですが、しっかりと勉強を行えば合格することができる資格です。
上述した通り、年配の方でもマンション管理士の資格を持つことで、就職が有利に進んだり独立開業もすることが可能です。
現在国民の8人に1人はマンション住まいといわれており、今後の日本はマンションの需要がさらに高まっていきます。マンション管理士の資格を取得して、就職・転職・副業・独立開業にいかしていきましょう。